NO5

側板と前面の板

組立について
1.スワンはヘッド/スロート/ボディでできています。基本的には
　どこから始めても作れます。但し板取図のNOの順に作るのが
　良い事です。見た目より難しくはありません。綺麗なシナアピトン合板
　ではボンドのつけ過ぎによりはみ出す事が最も怖く、ウレタンニスなど
　で塗るとここが汚れてきます。サンダーで完全に取ってしまえば
　平気ですが手間がかかるので、ボンドは刷毛塗りで特にコーナーは
　つけ過ぎにならないように作業してください。

2.スロートの後ろのデッドスペース
　ここには鉛粒や小石/砂利/砂で充填しますが、D-138スーパースワン.i は
　重いのでニードルフェルトでもかまいません。徹底してやる方には止める
　事はしませんが

3.吸音材は始めはまったく入れずに音を聴いてから徐々に試す事です。
　無いほうが最も力が出ますので先ず音を聴く事が大切です。

カット開始について
　1/22より開始しました。E-合板カットサービスより注文お願いします。
　FE138ES-Rで新ES-Rシリーズをお楽しみください。　

D-101Sスーパースワンとの違い
　2枚側板/2枚バッフルにする事により板取図の工夫により大変に
　強固なエンクロージュアにした事だ。天板はこれまでのD-58やD-58ES-R.iと
　同じ天板をのせるものではなく側板では挟む構造にした。これにより横の力は
　内部を締め付けるようになるので天板が鳴かないようになる。更に側版の木口
　はまっすぐ伸びるのでとても美しさが出てきた。