SPI-FJ380.iの完成へ一歩前 No5
　　 　　　　　　　　　　                              　　                    　　  　  2015/7/23
                                      　                              サウンドプラザ井田　井田　雅雄
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　◎いよいよ完成の近くとなり、仕上げの工程です。今回はシナアピトン合板を使用
　していますが木口の処理は木口テープを使った。板厚18mmですが木口テープは
　20mmのものを使用してR加工をしているので長めにした。木口テープはシナを
　使用する。粘着テープ付きにより、必要な部分に貼って余りはカッターナイフでカット
　します。これだけですとR加工の部分はつきにくいので、ゴム系の接着剤エバーグリップ
　を使用しました。仕上げは紙やすりで磨きます。それから本体と同じワシン2ウレタンで
　塗っていきます。その為木口の部分は分からなくなります。

　　　　

　　　　
　　　　　　　　　　　木口テープ使用前はこんな感じです。

　　　　

　　　　
　　　　　　　　　　　木口テープ使用して

　　　　いよいよ完成ここまで来るとよくやったなと自分ながら思ってしまう。重くて製作は
　　　　楽ではないが、組み立てる順番をきちんと決めておいたので特に大きな問題は
　　　　なかった。木口テープは高級感が出るのでとてもよかったと思っています。

　　　

　　　
　 　     　サランネットはJBLの純正のものを使っています。

　　　

　　　　　

　　　◎目指したのはJBLのフロア型スタジオモニター4338です。
　　　　現在では生産完了で流通在庫のみとなってます。新品では手に入らないと
　　　　思いますが手作りスピーカーであればユニットとパーツがあればできます。
　　　　4338は549W×921H×375Dmmです。それに対してSPI-FJ380.iはより大きく
　　　　600W×1027H×600Dmmです。低音はより重低音を狙った設計とネットワーク
　　　　回路を慎重に組み上げました。アッテネーターはTwとMid用に各１個でフォス
　　　　テクスのR100Tを採用しております。上の写真は4338のユニットとネットワーク
　　　　パーツです。とてもシンプルと思いませんか。

　　　◎これをみてもスピーカーは手作りで作る事が可能です。メーカー品を購入する
　　　　よりも自分で作る事の素晴らしさがあると私は信じています。当方ではSPI-FJ380.i
　　　　は作って頂けるようにしていきます。まずご試聴してください。真空管アンプと
　　　　レコードプレーヤーでLPレコードを視聴できます。又最新のドルビーアトモスは
　　　　フロントは真空管アンプでSPI-FJ380.iをフロントに、AVアンプのインテグラ
　　　　DHC-80.6による7.1.4chによるドルビーアトモスをお楽しみいただけます。
　　　　ゼログラビティやネイチャーはもちろん、アトモスではありませんがジェラシック
　　　　パーク3Dや2001年宇宙の旅やベンハーなどご覧頂きたいソフトがあります。

　　　◎ご注意頂きたいのはCDは音が悪いので試聴はできません。LPレコードとBDソフトは
　　　　ご持参されてどのように違うか体験するといいです。特に今流行のヘッドホンや
　　　　イヤホンで聴いている方は、いまの音とは全く別の世界です。このような方にも是非
　　　　当方でスピーカーで聴く事を体験されてスピーカー導入を検討されたらと思います。　
　　　　38cmのウーファーによるスピーカーを作りたい私にとって製作できた事が最も
　　　　良かったし、もっと皆様に聴いて戴けたらと思います。

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　　　　　　　　　◎ご試聴できます。　　　　　　　　　　　　　　　　サウンドプラザ井田
　　　　　　　　　　　　　　　　　　千葉県船橋市宮本6-8-10
　　　　　　　　　　　　　　　　　　JR船橋駅南口下車徒歩12分 京成線大神宮駅下車徒歩7分
　　　　　　　　　　　　　　　　　　車の方は宮本公民館へ行きここより電話でお迎えに行きます。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　TEL047-425-4445
　　　　　　　　　　　　　　　　　　試聴は電話又はメールで連絡お願いします。

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