手作りスピーカー基礎講座�@-4
　　　　　　　　　　T100の取付けと内部配線ケーブル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井田　雅雄

　　スピーカーを作るには、最低知っておきたい事項はこれです。
　　あなたの手作りスピーカーライフのご参考に、どうぞご覧ください。


　
　　これまで質問の多かったT100の取付け方と、内部配線コードの解説です。
　　フォステクスのご協力と共に説明してます。
　
　�@T100の取付け

　　　初めての方はもちろんベテランでも意外と知らないのが、T100の
　　　正しい取付け方です。
　　　これには袋の中に余分なものがある事で悩んでしまうのです。

　　　これは基本の基本です。
　　　　　ターミナルの端子は赤マークが付いている方が（+）になります。

　　　黒マークは（-）です。内部配線ケーブルは（+ -）が分かるようなものを選ぶ事です。
　　　大抵は判別できるようになっています。

　　　　　

　　　　　　　　　　　　本体　　　　　付属パーツ/上からM8六角ナット　4ｹ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　M8座金　　　　2ｹ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　M8歯付座金　4ｹ

　　　T100の取付け方法

　　　　　

　　　　　�@合板に8mmの穴を空け、歯付座金を1枚入れて本体を取付け板に差し込む。

　　　　　
　　　　
　　　　�A座金/歯付座金の順に本体に入れ、六角ナットで締め付けます。

　　　　�B更にゆるみ防止用に六角ナットを入れて、締め付けます。

　　　　　

　　　　　�Cターミナルの取付けが終わったら、先端にスピーカーケーブルをハンダ付け
　　　　　　をします。

　　　　　　

　　　　　完成しました。

　　　　　◎今までT100の質問があり、取付けの順序や外れませんかなどと
　　　　　　あった。今回は確認も考えて取付け方法はフォステクスの和田さんに
　　　　　　相談した。和田さんは絵図を送ってくれた。
　　　　　　これを元にして、デジカメで写真を撮って説明しています。それにしても
　　　　　　オリンパスのデジカメ一眼レフE-300はよく撮れている。標準レンズで
　　　　　　マクロにして写しただけである。
　　
　　　　　◎T100は四角の穴が5.5mm空いている。スーパーツィーターを取付けるには
　　　　　　この位は必要です。

　　　　　◎本体は真鍮製で金メッキである。又頭は赤と黒の色分けで+-が区別できる。
　　　　
　　　　　皆さん誤まらないように取付けてください。



　　�@内部配線ケーブル　

　　　　　この件も質問が多い。スピーカーケーブルは皆さんよいものを使っているが
　　　　　内部配線ケーブルは考えていない方もいます。

　　　　◎ハンダ付けをするので太くては使えない。安物では使えない。+-の識別ができる。
　　　　　こう考えていくと私の使っているものをお勧めした方がよさそうだ。
　　　　　普通細いのはコードと呼ばれているが、ケーブルとの差は太さと耐圧の大きさで
　　　　　当然ケーブルの方がグレードは高い。

　　　　お勧め内部配線ケーブル
　　　　　　　フォステクススピーカーケーブルSFC80 m/263円
　　　　　　　　　特徴　OFC平行ケーブル　1.25m�u　
　　　　　　　　　　　　　0.18mm径の撚線が50本でできている。
　　　　　　　　　　　　　内部配線用として太すぎず細すぎず使いやすい。
　　　　　　
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フォステクス　SFC80　


　　　　　

　　　　　　　　　+-の識別は青い線が入っているのでみやすいのがよい。

　　　◎手に入らない方もいますので、当E-スピーカーサービスで販売します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　定価1m263円を　1m250円
　
　　　　　　　　　長さはユニットからターミナルまでは必要で、他にユニットの取付け
　　　　　　　　　や交換の為30cmから40cmは余分に必要です。



　　　◎スピーカーケーブルとしてはフォステクス　SFC110もある。
　　　　　　　　　　　　　　　　　定価1m630円を　1m590円
　　　　　　　　　特徴　OFC平行ケーブル　2.5m�u　
　　　　　　　　　　　　　スピーカーケーブルとして使います。

　　　☆ご購入はE-スピーカーサービスかE-合板カットサービスの価格表より
　　　　　入力フォームへ打ち込み送信してください。

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