MG100HRで究極のバスレフを作る
　　　　コンパウンドで仕上げる更新しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井田　雅雄
　　　　スピーカーを作るには、最低知っておきたい事項を載せています。
　　　　初心者の方から、マニアの方までご覧ください。
　　　　限定のユニットMG100HRは純マグネシウムHR振動板に
　　　　なりました。バスレフ専用にチューニングされておりますので
　　　　バスレフを作りたい方には最高のユニットと思われます。今回
　　　　読者よりMG100HRで作るバスレフの注文がありました。私の提案する
　　　　エンクロージュアは重量を/特殊加工を/で今までできなかった加工を
　　　　取り入れた究極のバスレフです。ぜひ皆様の製作の参考にご覧下さい。
　　　　
　  　SP-100HR.iのバスレフを作る。
       T氏のバスレフに興味を持った方からバスレフを作りたいとのメールがあり
　　　　私は設計に没頭しました。T氏の突き板を採用しこれまで評判の高い
       2枚側板やR加工の面取りなども取り入れ究極の高級感あふれるバスレフ
　　　　の思いはT氏との憧れであり私は何とか皆様に作れるように今回開発しました。
      
      8/23
       8/22組立開始
　　　　突き板は工場でパネル機にて圧着済み。この工法は板の寸法よりも1cm大きく
　　　　圧着して本来の寸法にカットします。その為１枚板のようなものにできます。
       今回の面取りは2枚ある側板の表側を全体に45度の直線で加工しました。
　　　　大きくとった事と黒檀の柾目の突き板のバランスが絶妙です。
　　　　突き板の黒檀はとても美しく豪華な感じです。皆さん黒檀は大変に高価と
　　　　思っていますが突き板にすると高いものではありません。
　　　　超美しいバスレフであり又今後の手作りスピーカーの為にもやってよかったと
　　　　思いました。ここまでくるには応援/協力と関係者には厚く御礼申し上げます。
　　　　8/23に組立しましたが精度はドンピシャやっていて楽しかったです。
　　　　内部はワシンのウレタンニスで塗り、次はワシン2ワシンの2液性の高級塗料で
　　　　塗るのが楽しみです。又載せますのでよろしくお願いします。

     10/10
       いよいよ完成した。
        今回は突き板の塗りが初めてで思考錯誤の結果、仕上げはワシン2ウレタンの
　　　　上塗り用を塗ってから紙やすりの#1000で磨きだけの仕上げにした。
       結果的には自然な黒檀の色が美しく満足できるものとなった。
　　　　更に製作については下より解説しますのでご覧ください。

　　　　　 　
　　 　　　　　　　塗りの前

           　
　　　　　　　　　 完成後
　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　上から天板は中を塗ってから行う。ダクトは角型

                   
                           天板は鏡面仕上げ/全て2枚重ねで重量感を出している。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　側板より/スタンドとの間は硬質ゴムのインシュレーターを
　　　　　　　　　　　　　　　　 使用して浮かしてある。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　後面より/ターミナルはT150Bを使用くり抜き型で美しい



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　　重要　ユニットの代替について
　　　　　MG100HRは生産終了になりましたので当方では
　　　　　　　①F120A アルニコマグネット使用の高級バスレフ用
　　　　　　　②FE103En(09年9月下旬発売FEシリーズがリニュ－アル)
　　　　　　 こちらをお勧めします。

　　　　　※どちらも当方でカットの注文と同時に注文できます。更に下のこちらより
　　　　　　注文できますのでクリックをお願いします。。
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        ①SP-100HR.iのバスレフ
　　　　　　　 　黒檀の突き板を使用した高級感更に45度の斜めカットで究極のバスレフに
　　　　　　　　　なりました。今後の手作りスピーカー為にも記念すべき作品です。





    
　　　1.シナアピトン合板18mmを使用
          シナ合板では精度が出せない事や重量不足での音は軽くなる。理論的には
          今回は2枚側板だけでなく天板/底板/後面も2枚にした事でエンクロージュア
　　　　　はとても強固になる。それとシナアピトン合板は柔かい板と硬い板の積層の為
　　　　　とても音楽的でスピーカーにとって高域/中域/低域をバランスよく鳴らしてくれる
       　事はこれまでシナアピトン合板で作って感じている事だ。前回作ったSP－センター.i
　　　　　は人の声を再生がとてもよかったので今回の構造は同一のものにした。
　　　　　
　　　2.特殊加工はおまかせで/ユニツトはMG100HRで
　　　　　新E-合板カットサービスでは側面を直線45度の面取り/バッフルは4mm
          のザグリ加工/鬼目ナットの取付け/2枚側板の圧着をします。最終的な仕上げは
          本人にお願いしますがとても楽になったと思います。特殊加工が知られてきて
　　　　　いますがこれは手作りスピーカーの革命です。今回加わった突き板による
　　　　　化粧板の採用は更に美しさにこだわった究極のバスレフを考えました。

　　　3.突き板の採用
　　　　　木口テープは巾15mmなどありますが突き板はこれを面にしたものです。高級家具
　　　　　などに用いられていますが、薄さ1mmなどの板と和紙などでできています。工法は
　　　　　カットする前に貼っておき加工するので1枚板のようになります。仕上げは紙やすりで
　　　　　磨きますが元が高級な板ですのでとても美しくなります。私も今回製作するつもりで
　　　　　黒檀の突き板を使用して究極のバスレフを作ろうと思います。
　　　　　今回初めてなので色々と分かることがあると思います。それについては又このページに
　　　　　載せますので参考にしてください。

　　　　突き板の種類
　　　　　シナアピトン合板は白いですがウレタンニスを塗ると黄色くなります。前面の
　　　　　突き板はまったく異なる色を使うと見栄えはまるでかわります。次の板や
　　　　　ネットで調べて希望の板を使用する事もできます。

　　　　　(1)黒系 黒檀柾目
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 　　　　とても硬く高級材です。優雅な感じです。

　　　　　(2)赤系 カリン柾目 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　板目
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　 暖かさのあるような感じです。

　　　　　(3)黄系 チーク柾目　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　板目
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　ややおとなしくなります。

　　　　　※実際の注文にはこのページと同じ突き板になるかは分かりません。
　　　　　　　およその参考としてご覧下さい。
　　　　　※突き板は原木を削る機械の切り方により木取りの違いで板目/柾目が
　　　　　　あります。板目は曲線的に柾目は直線的になります。

　　　4.板取図は版権の関係でご注文の方のみにお渡しします。
　　　　　　シナアピトン合板18mm×2使用で1組作ります。スタンドも板取図に
　　　　　　入っています。
　　　　　　スタンドの長さ551mmで空洞には砂を充満して下さい。
　　　　　　スタンドを加えた高さは940mmですが、更にコンクリートのドブ板60mm(高さ)
　　　　　　をプラスして1mにすると調度よい高さになります。内容積は12ℓで純正のものよりは
　　　　　　大型です。大型の箱でなくては出せない音を追求した事と全面2枚で重量を増加
　　　　　　させ低音の出しやすい環境にした事が特徴です。


　　②製作の方法
　　　　　1.注文についてはこの下のこちらよりできます。代替のユニツトも注文できます。
　　　　　　入力フォームをコピー/貼り付けや入力で簡単にできますので最後に送信ボタン
           をクリックしてください。

　　　　　2.カット板の到着は当方の工場より直送いたします。約3週間で発送となります。

　　　　　3.組立は易しいです。突き板は工場で圧着しますので貼り付ける事はありません。
　　　　　　初めはボンドは使用せず組上げるだけです。組立は天板を最後に接着にすると
　　　　　　中塗りが簡単にできます。

　　　　　4.お勧めの塗料は和信のワシン2ウレタンです。色に味わいがあり高級感が
　　　　　　あります。2液性ですので配合を誤らない事と下塗り用/上塗り用が別ですので
　　　　　　説明書を読んで行えば誰でもできます。

　　　　　　

　　　　　5.突き板は1mm位です。サンダーでは磨きすぎになりますので紙やすりのみの
　　　　　　使用にしてください。紙やすりは#800/#1000と細かいものですと、つるつるした
　　　　　　表面となります。とてもきれいです。私は上塗り用を塗ってから磨きました。

　　　　　　

　　　　　6.使用したユニツトMG100HR/新佐藤式自作ネット

　　 　　　　

　　　 　　7.SP-100HR.iを試聴して
　　　　　　　わっ何とクリアーで美しい音なのか。それと新発見ですが何と10cmの
　　　　　　　ユニットなのに20cmの音が出せたのだ。それについては次の秘密が
　　　　　　　あります。20cmのＦＥ208ES-Rの出力音圧レベルは99dBですが
　　　　　　　10cmのMG100HRは86dBです。エッこれでは出せないと思うと思う。
　　　　　　　確かに一緒に鳴らしたらMG100HRでは音が出ていないようになります。
　　　　　　　しかし2chステレオでは鳴らすのは2本のみです。つまりステレオでは
　　　　　　　MG100HRのみですのでボリュームを上げるだけで出るのです。

　　　　　　　私はデノンのセパレートアンブ使用で試しました。サラウンドはデジタルで
　　　　　　　ボリュームは-20dB位にしています。しかしステレオではピュアダイレクト
　　　　　　　モードでアナログ出力をデノンリンク4で接続していますが、ボリュームは
　　　　　　　0～+10dBにすると20cm並の音となりました。おそらくAVアンプでは
　　　　　　 サラウンドの分を2chに変えてしまうデノンのオーディのこだわりがある
　　　　　　　からと思います。
　　　　　　　SP-100HR.iは全面をシナアピトン合板18mmを2枚で設計した事で
　　　　　　　力強い音と10cmなのに重量がある事が特徴です。
　　　　　　　黒檀の突き板を使用した高級感更に45度の斜めカットでの球面のような
　　　　　　　究極のバスレフになりました。


　　　　　　◎愛用している機器
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　 AVアンプ7.1chサラウンド
　　　　　　　　　　 アナログ2cHステレオアンプ　　デノン AVP-A1HD 黒

　　　　　　　
　　　　　　　　　　ユニバーサルプレーヤー 　デノンDVD-A1UD 黒
　　　　　　　　　　　アンプとデノンリンク4で接続/2chステレオはバランスケーブルで接続
　
　　　　　　　
　　　　　　お勧めのBlu Spec CD
　　　　　　　普通のプレーヤーで再生可能/Blu-ray Disk用に開発された技術で
　　　　　　　ジッター(ノイズ)の原因を低減/収録された1音1音を最大限鮮明に再生

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　Blu Spec CD エッセンシャル・サイモン&ガーファンクル ソニー製
　　　　　　　　　　　　　声は生々しく音はクリアー/スカポローフェアは息を飲む程美しい。



　
　　　　SP-100HR.iを絶対にお勧めします。

　　　　　　　ぜひ皆様も作ってください。MG100HRの代替としては高級なバスレフ用の
　 　　　　　　F120AやFE103Enが使えます。薄型液晶TVやプラズマTVにも使えます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　美しく作る事は気持ちだけです。見ているだけで一日が過ぎる・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんないいものだと思います。
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　　　　コンパウンドで仕上げる。
　　　　　　黒檀の突き板があっと驚く鏡面仕上げに
　　　　　　ワシン2ウレタンだけではできないが、何とワシンにもコンパウンドがあった。
　　　　　 研磨剤 ワシン コンパウンド(白極細目)60g スーパービバホームで購入

　　　
　　　　　　　　コンパウンドの解説は手作りスピーカー基礎講座27へこちらからどうぞ

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                       2ｃｈステレオもホームシアターも試聴見学できます。

                                  サウンドプラザ井田
　　　　　　　　　　　　　　　　　　千葉県船橋市宮本6-8-10
　　　　　　　　　　　　　　　　　　JR船橋駅南口下車徒歩12分 京成線大神宮駅下車徒歩7分
　　　　　　　　　　　　　　　　　　車の方は宮本公民館へ行きここより電話でお迎えに行きます。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　TEL047-425-4445
　　　　　　　　　　　　　　　　　　試聴は電話又はメールで連絡お願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　メールで試聴希望の方はこちらからどうぞ　
　　　　　　　　　　　　　　　<入場無料>手作りスピーカーの相談もできます>
                              <アクセサリーの体験もできます>
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長岡先生D-101Sスーパースワン
    ◎手作りスピーカーの合板カットや加工を致します。自作の図面も行います。
           詳しくは==新E合板カットサービス==こちらよりご覧ください。           
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==E-アナログサービス==
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