| ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 超凄い!スーパーツィーターの効果よりスーパーツィーターT900Aキングを作るへ ◎超凄い！スーパーツィーターの効果は、ＧＳ90Ａを使用して聞き比べを行い その効果を載せたものです。 ◎スーパーツィーターT900Aキングを作るは、私がＴ900Ａを使って設計し 製作したものです。スーパーツィーター追加の最大のメリットは、超高域の 響きが増し、今までの中低域はそれまでより迫力が増してくる事である。 又自分で作る事により、ネットワークについてはこれまで試験をしていたが その結果、ＧＳ90Ａと機能は同じだが、音は一段とレベルアップしたものを 作る事ができた。 ◎こだわりのスーパーツィーターを作りたかったので、外箱は無垢のプナ材を 使用した。それとホーンをリング状にして伸ばした。この効果もあり音は 前に出てくるものになった。 ◎スーパーツィーターT900Aキングのキングとは スーパースワンにのせた所、王様のかぶる王冠みたいなのでキングにした。 D-58ESではD-58ESキングであるが、なかなかネーミングがよいと思う。 バックロードホーンのレベルアップには スーパーツィーターの追加が最適です。 あなたもぜひご検討ください ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ スーパーツィーターT900Aキングを作る ①使用した材料 1.ユニット：ホーンスーパーツィーターＴ900A インピーダンス8Ω 再生周波数帯数 5KHz～38KHz 出力音圧レベル 106dB/w 推奨クロスオーバー周波数 7KHz以上 マグネット 重量4.7Kg ネットワーク回路 アッテネーター ：R80B コンデンサー ：CS1.5(1.5μF) 内臓ネットワークでGS90Aと同じ6db/Oct 連続可変型アッテネーター付き 音圧レベル MIN 15 ～ 1 MAXで調整する。 設計 井田 雅雄 ハイパスフィルターのカットオフ周波数は、1.5μFでは13.3KHzになります。 この回路ではクロスオーバー周波数は、この近辺になります。 1.5μFをFE208ESに使ったら ツィーター側のみ1.5μFを使用したハイパスフィルターを使う事により カットオフ周波数は13.3KHzになる。 FE208ESの再生周波数帯域は13ｋＨｚの為、つながりも良く実際のクロスオー バー周波数（スピーカー特性上）もその近辺になります。   アッテネーターR80B コンデンサーCS1.5 連続可変型  ※アッテネーターR80Bのボリュームの使い方 a.ボリュームMAXの時 信号は矢印のように流れ、ボリュームは通らない。 b.ボリュームMINの時 信号はもろにボリュームを通る。 ◎コンデンサーのみでなく、アッテネーターも使うと<音圧レベルを細かく 調整できる。これには連続可変型が便利です。これにはボリュームにあたる つまみがありスーパーツィーターのレベルが高すぎる場合は、入力信号を 減衰できる。 1組のスピーカーに対してはコンデンサー×1、アッテネーター×1を使う。 ◎アッテネーターはツィーターの能率が高すぎる場合、おとす事ができる。 よく言われるハイ上がりの高域を、1db～15dbのようにマイナスできる。 私の経験ではコンデンサーのみでも使えますが、スーパーツィーターの ユニットは概して能率が高いので、コンデンサーのみよりもアッテネーターを 使う方が能率がそろってくるので音にもよいのです。 2.外箱は無垢のブナ材を使用  ◎当初のサイズは原木を25ｍｍの厚さで、横巾180ｍｍ長さ2.5ｍにしたもの です。これを10ｍｍの厚さにスライスし、表面仕上げをしたものを使いました。 設計図はこの板をイメージして、特に木目の方向をチェックして作成しました。  ◎組上げたものでボンドは付けていません。 Ｔ900Ａは直径82ｍｍで中心は32ｍｍのホーン穴があります。ホーンをリング状 にして伸ばそうと思い、32ｍｍから80ｍｍまで5種類作り聞き比べをした。 ◎ホーンをリング状にして伸ばすこの音とは 普通ホーンスーパーツィーターは天板においてあるだけです。これですと 音が前に出るよりも、そこで鳴っている感じになります。 ホーンをリング状にして伸ばすと、無い時よりも音が前に出てくるようになった事だ。 箱に入れる事も音が変わる事で、無い時よりも音は太くなっている。 今まで感じていた疑問はアッテネーターを使う方は、2ウェイや3ウェイは箱が あるのでよいが、ホーンスーパーツィーターのみの場合では外付けになるので 感じがよいものではない。外箱をつけると音も変わるのでこれはお勧めです。 3.組立てとネットワーク回路の取付け 組立ては全く難しくない。 下にある板が本体に重なるようにしています。   上より ターミナル T150B アッテネーター R80B/コンデンサーCS1.5 ユニット T900A アッテネーターの接続は1.2.3の端子を誤りの無いようにする。  後ろより ターミナル T150B アッテネーター R80Bのメーター  4.最終的にホーンのリングはこの大きさにした。 内側より40mm/60mm/80mm  5.仕上げと色塗り 工具は特に特別なものは使用していません。  ◎コニシボンド木工用速乾とあるが確かに速い。10分で固まるのでよいが 慣れないと調整の時間がなくなるので困る。 ◎木部の穴うめ材（建築の友社）隙間を細いノズルで穴うめ材を埋めて 濡れた雑巾で周りをふき取る。そのままにすると色塗りが汚くなる。 これは便利できれいな仕上がりができる。使用後埋めてから320番の 紙やすりを使用した。 ◎今回の色塗りは白ぽくしたかったので、スーパースワンと同じワシンの クリアーラッカー（透明）で仕上げた。 楽なのはこのどちらも水性で、手が汚れても水で落とせる。 6.佐藤式スピーカー自作ネット スーパーツィーターT900Aキングには佐藤式スピーカー自作ネットが合う。 ◎このネットはメーカー製ではありません。 製作者 佐藤 武さんはメーカー製ではない、手作りの良さを生かしたものを 自作しようと考え、ネットを作っています。 ◎詳しくは基礎講座①-2で解説しています。 ネットは注文できます。 8.5～20cmまでありますので、質問のある方はメールでお願いします。 ◎全てのユニットに取付け可能です。 ネットはユニットのフレームに付けるではなく、ユニットのエッジの外側に 取付けます。その為どんなユニットにも使えます。 ◎鉄製/ビニールコーティング 取付けはネットの周囲4ヶ所を、ゴム系接着剤で極少量使う。 又は両面テープだが、ユニットに接着剤が付かないし又簡単に取り外せる ので私はこれで取り付けた。 ◎ルックスはご覧のように美しい。スーパースワンに取付けたらスワンが 貴婦人のように変身する（実際は鳥だが） シックな感じで美しい。ネットは頑丈で、ユニットを安全に守ります。  スーパースワンにスーパーツィーターT900Aキング  7.スーパーツィーターT900Aキングの音を聞いて ◎聞き比べての効果については、超凄い!スーパーツィーターの効果をご覧ください。 GS90Aと機能は同じだが、音については一段とパワーアップした。 音の厚みやスピード感はGS90Aよりもあるので、聞いていて鳥肌が立つ時もある。 ホーンをリング状にして伸ばした事が効果的になり、音は前に出てくるものになった。 何よりも超高域だけでなく、低音もクリアーに鳴ってくるのが嬉しい。 ◎特にソースについてはDVDオーディオの方が、CDよりも超高域が入っているので スーパーツィーターには向いている。これによって超高域の繊細感のある音と 超重低音のD-58ESとなった。これはもうD-58ESキングである。 CDでも違いは明白です。一段とスピーカー自体がレベルアップします。 ◎10cmのスーパースワンでも効果がある。このスーパーツィーターはスワンの前面の 160mmに合わせてあるのでのせるとルックスがよい。 スワンはD-101Sスーパースワンキングに変身した。 |
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