読者の手作りスピーカー作品集N
「FE168ESで作る!墨汁で塗ったD-37」
江畠 芳樹
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作品について
フロントスピーカー D-37 FE168ES
◎ユニットはFE168ESでフロントは人気のD-37です。
この他にも江畠さんは手作りしていますので、順に
紹介していきます。
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◎注文依頼は次の通りです。
D-37の注文日05/10/5
<注文の種類>:合板のカットのみの注文
<E-合板カットサービス>
@合板をカットするスピーカー名:D-37
A合板の種類:シナ合板
B合板の厚さ:15mm
C取り付けるユニット名:FE168ES
Dターミナルの穴の加工について:加工しません
E取り付けるターミナル名:T100
F木口テープの注文:
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合板の到着
2005/10/23
◎D-37届きました。
ありがとうございます。
早速これから、開封します。
想像はしてましたが、いざ現物を見ると材料のボリュームに
圧倒されます。
これから製作が楽しみです。なお、ちょこちょこと連絡差し上げて
いましたFE103E用のダブルバスレフですが、がんばって製作終了
させました。
◎本当は仕上げにあと1週間位かけたかったのですが塗装を手抜き
して、クリアラッカー(4倍程度に希釈)5回塗り、1000番水とぎの後
本当は再度クリアラッカー塗装するべきところを、\100ショップで
買ったワックスがけでごまかしてしまいました。
なお脚部のインシュレーターは、エンクロージャー幅が狭いため
当初の3点では少々不安定な感じだったので、4点支持へ改修
しました。
D-37の中間報告
2005/10/30
◎先日、E-カットで送っていただいたD-37ですが、袴の取付けを
除いてほぼ組み立てが終了しましたので中間報告です。
板のカットの精度が良いと組み立てが楽ですね。
(前にご報告した10cmフルレンジのダブルバスレフは、市販の
棚板で作ったのですが、幅で最大2mm、高さで最大1mmの
寸法誤差があって組み立てに苦労しました・・)
今回のD-37は、おかげで順調に組み上げることができました。
仕上げなど残った作業はありますが、音出しの日が楽しみです。
◎平日の夜、せこせこと組み立てて、週末に何とか組みあがりました。
製作過程の写真を添付します。
なお10cmフルレンジのダブルバスレフは特性は測定してませんが
低域が伸びて深みはあるものの、若干ハイ上がりでトーンコントロ
ールでトレブルを落として聞いています。
ユニットをFE107Eに変えたほうが良さそうに思っています。
◎本日、D-37完成〜設置しました。
2005/11/3
◎塗装はサンディング(240番で終わり)+墨汁で簡単にすませて
しまいました。
端材でモックアップを作って、試し塗りしパテかいの跡にも十分乗る
ことを確認し、これで(目止め無し、仕上げ塗り無し)いけると
判断しました。
◎墨汁は念のためアルコールで2倍程度に希釈し4回塗りで、最後は
ボロ布で磨きました。
塗ってみて思ったのですが、刺激臭も無く乾燥も速いし塗り斑も
出来にくく墨汁はなかなか良い塗剤だと思いました(木工ボンド
の拭き残りも発見してしまいましたが)。
◎当初は墨汁にクリアか、ワックスをかけるつもりでしたが必要に
応じて今後重ね塗りすることも考えて上塗り無しとしています。
ホーン開口部の砂利は、ペットショップで水槽用の直径1〜2cm
程の麦飯石を見つけて手配済で、日届く予定になっています。
☆墨汁+麦飯石で環境に優しいエコスピーカーですね。
◎音出しの感想ですが、初めは箱鳴りのすごさと(本当にボーボー
いいますね!)、低音の豊かさに驚きました。
2時間ぐらい箱鳴りはかなり少なくなりましたがエージングは不可欠
なのでしょう。
エージング後の音が楽しみです。
いずれはお金を貯めて真鍮のアダプターリングを入れたいと
思ってます。
ルックスも金色が合いそうに思いますし・・
◎手持ちの、特性も測っていないマイクでのいい加減な測定ですが
f特の測定結果を参考に送ります。
◎肝心のD-37は8〜10kH付近の山谷が気になりますが
今後の課題です?
江畠さんD-37の製作ご苦労様でした。
◎今年は大変に活躍されありがとうございました。
InterBee幕張での放送展では、フォステクスの取材もされて
T90A-EXの事など知らせていただきました。
今回の作品集にも投稿されて作るのが遅れましたが、江畠さんの
熱心な手作りを紹介できる事は嬉しいです。
◎墨汁のD-37は誰もやっていない事で凄い思いつきです。
色もらがないので塗りやすく、意外と飽きない色ではと思います。
又今後T90A-EXを手に入れられた事で色々と試しながら、今度は
作るよりも聴く楽しみを広げられると思います。
今まで聞くことが出来なかった超高域の世界が生まれます。
◎今後又何か分かったり感じた事はメールで教えてください。
このページに載せていきます。
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◎ネットで作る手作りスピーカー
手作りスピーカーはネットで作る時代
自分で設計したものも合板カットします。
質問/返事/設計図をエクセルで作り添付で送る/返事
のようにネット(メール)ですから瞬時に、送り読む事ができるのです。
E−合板カットサービスでは、自分で設計図を作成した方の
注文も受付けています。 |
◎手作り愛好者の為のE−スピーカーサービス
[手作りスピーカーをネットで作ろう]
ユニット等の販売もしています。
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◎E-合板カットサービスでは合板のカットを致します。
ユニット等の同時注文もできるようにしました。
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