読者の手作りスピーカー作品集⑦
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| 作品について D-83E ミニBH ◎このスピーカーは元の設計は玉井さんで、山本さんはこの バックロードホーンを作りたく私に相談がきた。 それから山本さんは設計を開始した。初めて作る事でご苦労も あったと思います。初めての設計図が送られたが、この時は木目 まで考えていなく、その後数回修正した。 いよいよ設計図が出来上がり、もくもくにカットを依頼して 製作された。この間約半年、山本さんはコツコツとこのバックロード ホーンを完成させた。 ◎以下は山本さんのメールからです。 FE83Eを使用したミニバックロードホーン バックロードホーンを作りたいなあと思いつつ、初心者のためあまり 大きいのはちょっとなぁと思いながら、ネットを彷徨っていると玉井さん という方のホームページに遭遇しました。 早速，ご本人に連絡し設計図を使わせていただく旨ご了解をいただき 井田さんとメールのやり取りで板取図を作りながら、何とか形になった のがこのスピーカーです。 なお、私が見た玉井さんのページは以下のとおりです。 http://www2.tokai.or.jp/livesteamloco/fe83e-plan.htm ユニットはFE83E、ターミナルはT150B、吸音材はなしというシンプ ルな構成になっています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 作っていて感じた事 板材のカット精度が高かったので、「合わないっ！」ってことはあり ませんでした（さすがE-合板カットサービス！！）。 ちょっと悩んだのはユニットとターミナルと繋ぐケーブルをどう通すかな という点でした。 井田さんに相談し、「最短距離で」ということでしたので、板材に のこぎりで切り込みを入れ、周囲をボンドで固めるという方法でなんとか しのぎました。 塗装はカシュー漆の朱色で、仕上げようかと思ったのですが、音道 内まで塗る気力がなくなったので、あっさりペーパーがけのみに変 更しました。当面はこのままにしておこうかなと思っています。ちょっ と気になるのは、ハタガネで押さえすぎたのか、角がきっちりと出な かったことです。 作っていると楽しいですね。時間を忘れ、日頃の憂さも忘れ、没頭 していました（時には家族も忘れ，顰蹙も買いましたが・・）。 完成して思った事 たった８センチで何ができるかな、とたかをくくっていたのですが、音 を出した瞬間，「あ・・」、スピード感に圧倒されました。 これが小さいながらもバックロードホーンの音かと感心しました。 すぐに奥さんを呼んで、音を聞かせたところ「よくわからないけど明るくて スコーンと抜けた音ね」という感想でした。なんとなく納得いく答えだった ような気がするのは私だけでしょうか。 現在は子供の童謡やらアニメソングばかり鳴っていますが，わかりやすい クラシックなども少しずつ混ぜていって音楽好き・いい音がわかる 子供たちになればよいなぁと思っています。 今後はセッティングを変えてみたり、エージングを進めていって、自分 の好みにあった音作りを進めて生きたいと思っています。 今度はもう少し大きいもの（やっぱり憧れはスーパースワンですか ねやっぱり）を作ることができるよう、また、スピーカーだけでなく、真 空管のアンプキットなんかも、子供たちと作れる日が来ることを楽しみ にしております。 井田さん、玉井さん、スピーカーを自作し、資料を公開していらっし ゃる諸先輩方にお世話になりました。細々ながら、自作の楽しみを 続けて生きたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎D-83E ミニBHのサイズ 外形寸法は横130×高さ400×奥行き220mm 合板は15mm厚×1枚を使用する。 もくもくへの注文依頼は次の通りです。 ①板材をカットするスピーカー名:ミニチュアバックロードホーン ②合板の種類:シナ合板 ③合板の厚さ:１５ｍｍ ④取り付けるユニット名:ＦＥ83Ｅ ⑤ターミナルの穴の加工について:加工する ⑥取り付けるターミナル名:T150B ご覧のように超小型、それでもCWホーンの持っている特性や 音を楽しめる。このスピーカーはセカンド用として使える。 小型の為、パソコン用にも使えると思うがどうであろうか。 ◎スピーカーの名前は考えたが、分かりやすいのでこれにした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  山本さんD-83E ミニBH製作ご苦労様でした。 時間的にもゆっくりとかかりましたが、長い時間製作の時があった事で 作る楽しみは、多く味わえたと思います。 私は合板の接合がぴったりいくかが気がかりでした。送られた写真は ぴったりと決まってますので、設計図にミスは無くほっとしています。 このスピーカー/設計図を載せる事に関してですが 玉井さんにはメールで知らせ了承をとってあります。 又玉井さんもできばえに満足されています。 以下は玉井さんのメールからです。 はじめまして、ライブスチームに挑戦の玉井です。
メールありがとうございます。 写真を拝見させていただき、とても驚きました。 私が作ったものよりもはるかに美しく、とてもよい音がでそうですね。 すばらしいと思います。 私が作ったときにはまだ試作段階で、空気室からバックロードに でるスリットがやや狭くなっており、癖の強い音になっています。 その後何人かが図面どおりのものを作りましたが、まずまずの音が でているようです。 私のＨＰに掲載している写真でお分かりいただけると思いますが よい木材が手に入らず、限界を感じています。 スピーカーも楽器のようなものですから、木材の占める割合は
かなり大きいでしょうね。 リンクの件はまったく問題ありません。私の方からもリンクさせて
いただきます。 ◎ネットで作る手作りスピーカー 手作りスピーカーはネットで作る時代 今回の作品集のD-83E ミニBHはまさにその通り、ネット無しではできない ものです。 質問/返事/設計図をエクセルで作り添付で送る/返事 のようにネット(メール)ですから瞬時に、送り読む事ができるのです。 E－合板カットサービスには、自分で設計図を作成した方の注文も 受付けています。 長岡先生設計のスピーカーと同様、自作設計のスピーカーのご注文も 行います。 |
| ◎手作り愛好者の為のＥ－スピーカーサービス ［手作りスピーカーをネットで作ろう］ ユニット等の販売もしています。   へリンク◎E-板材カットサービスでは合板のカットを致します。 ユニット等の同時注文もできるようにしました。  へリンクユット等の販売もしています。 へ |
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ターミナルはT150B
